- "This is only unit in this area. We don't know when we can get
next unit with this option(color)."
この車でこの装備が付いたのはこの地域でもこれ一台。この後はいつ手に入るか解らないので今日決めないと買えなくなります(各メーカーは同じ装備車を何台も生産しており通常毎月2回のデリバリーが各ディーラーにある。慌てる必要は全然無し)。
- "There is another salesman working on this car with another customer.
If you decide now, I'll go to the manager and get it from the
other salesman."
あなたが興味のある車に他のセールスマンもお客がいて交渉中です。今すぐ決めてくれればマネージャーに交渉して優先権を貰ってきます(上記1と同じでその車がなくなったら次のを待てばよい。通常だれかが交渉中というのは嘘)。
- "What is the car worth to you?" or "What would you like to pay
for this car"
"この車はあなたにとっていくらの値打ちがありますか?いくらだったら払う気が有りますか?"一体何というナンセンスなのでしょうか? テレビを買いに行って、"このテレビがあなたにとっていくらの価値がありますか?"なんて言われたことがありますか?こんなセールスマンには"ナニヲ トーキング アバウト"と言いかえしてやるべき。99%のセールスマンは開口一番この質問をする。何故ならそういう風に教育されているからでそれ以上の対応のし方を知らない。この後、4.へと会話が進行する。
- "I think we can do that price. Let me go to the manager and negotiate
it for you"
"その値段なら出来ると思いますよ。ちょっと待ってください。マネージャーに私があなたに成り変わって交渉してきます。"(何故販売側に勤めている人があなたのために交渉をしてくれるのでしょうか?このセールスマンはそんなにお人好しなのでしょうか?-お人好しはあなたの方です)セールスマンの後に付いていって見てください。彼はマネージャーと交渉するのではなく煙草を吸ったりコーヒーを飲んで一休みしているだけ。しばらくして戻ってくると、"いやあの値段は自分のコスト以下だとマネージャーに怒られました。私を助けてください。もっと交渉できる値段に上げてくれませんか?"これが始まったら長丁場と覚悟をすること。常識で考えればセールスマンとしてあるメーカーの物を毎日売っているならばマネージャーに聞かなくても最低プライスが分かりそうなもの。この"マネージャーと交渉して来る"ゲームは御客にいかにも自分が交渉したと思わせる自動車業界のセールステクニック。
ディーラーにおもむく際に一番重要なことは、話しのなりゆきでサインをせざるを得なくなったというような事にならないように気を付けること。どう云う事かというとセールスマンは、ショールームに来たお客に絶対に車を売ることを教育されており、買うつもりがなく車を見に来た人にも売りつけるのは日常茶飯事。アメリカ人でも半分カラカイのつもりで行って車を買ってしまったという話しはアチコチ有る。(もちろん皆そうなった事はカッコウが悪いので余り認めないが。)
セールスマンは客に対して
- こんな親切なセールスマンに2時間も時間をとらせておいて買わなければ申し訳ないと感じさせる。
良く考えてみて下さい。確か2時間前にあなたはもう帰りたいと思ったはずです。それをあれやこれや云ってあなたを帰らしてくれなかったのはセールスマンの方です。あなたが彼に時間を取らせたのではなく、向こうがあなたに時間を取らせたのです。
- 値段を提示して向こうもそれに対してのカウンターを出してきた以上買わざるをえないと感じさせる。
良く考えて見てください。確かあなたは車を見に来ただけでした。然しセールスマンが"あなたにとってこの車はいくらくらいの価値がありますか?"と執こく云ったので仕方なく数字を出しただけなのです。決して交渉したくて値段を出したのではありません。ましてその値段を受けたのならまだしも、"マネージャーに怒られたとか"寝言を云って高い値段を云ってきたのにたいして何の義務も感じる必要はありません。
- 1.000ドルもするオプション(ピンストライプ、とかマッドガード)を400ドルで特別サービスするので、600ドルものセービングになる。こんな良いディーラーが分からないとあなたは少し脳ミソが足りないのではと思わせあなたがバカでない証拠には買って見せるしかないと感じさせる。
良く考えて見てください。始めから欲しくもなかったオプションをつけたところで600ドルのセービングではなく400ドルの損。"ナニヲ トーキング アバウト"と云ってやりましょう。
実例その3
商社マンC氏 トヨタランドクルーザーの新車がほしくてディーラーへ。商社マン得意の交渉の末500ドル値切る事に成功。意気ヨウヨウとドライブして帰宅。マニュアルを調べてみると何と1991年型。(車を買ったのは92年の4月しかも払った値段は92年型車の値段であった事が後で判明)
(セールスマンは新車とは言ったが91年型とは言わなかったのでウソをついていない。バイヤーが勝手に92年型と思いこんだにすぎない)
実例その4
日系ビジネスマンD氏 トヨタクレスタ新車のABS付を希望。ディーラーへ行くとセールスマンに"フル装備"がほしいと伝えた。セールスマンはさっそく"フル装備"付き新車が調度特別プライスであると見せられ喜んで買うことに決めた。家にドライブして帰って調べてみると確かにフル装備ではあるが1991年型。(買ったのは92年5月)91年型はABSが付いていなかった。
("フル装備"が具体的に何を含むのかハッキリさせないとだめ。セールスマンは新車のフル装備とは言ったが91年型とは言っていない。)
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