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| Automotive news and comments | ||||||||||
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| 第十号 1998年3月 | 発行者 遠藤忠樹 | |||||||||
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| エルニーニョの影響で今年の冬はめずらしく雨の日が続きましたが雨漏りなどの被害はありませんでしたか?この調子では4月に入ってもシエラ山脈は十分スキーが出来そうです。
エアーバッグにオン・オフのスイッチを付ける事が可能に。エアバッグによる小さな子供の死傷事故を防ぐ為スィッチを付けて作動を止める事を連邦政府が認めるとの報道が最近ありました。しかしこれにより誰でも近所の修理屋さんに行って簡単にスイッチを付けられるという事ではないのでご注意下さい。交通安全保険協会によるとまずその為にはいくつかの条件が満たされなくてはならずそれを連邦政府の担当部署に申請をして認められる事が大前提。この条件のひとつは運転者がハンドルより10インチ(約25センチ)以上離れて運転する事が出来ない場合。また新生児が健康上の理由により運転中も絶えず世話が必要であり、その為運転者が子供を助手席にのせて世話をするしか方法がない場合などが条件です。エアバッグの安全性に関する調査で判明した事は確かにエアバッグによる小さな子供の死傷事故はあったもののシートベルトをした大人にとってエアバッグの危険性は少なく大事故における死亡事故防止の効能の方が大きいという事です。運転席のエアバッグ(ハンドル)から約25センチ離れて座りシートベルトを正しく使用すれば危険性は少なくまた助手席に乗る大人の場合も運転席と同じ条件であれば危険性は少ないとの事です。特に助手席の場合はシートを後方にずらす事によりエアバッグ爆発時の衝撃を低くする事が出来ます。スイッチ式にした場合切った後にオンにするのを忘れたりする問題が起きる可能性がが多く小さな子供、特にベビーシートを後部座席に乗せる事を徹底させれば危険性は少ないとしています。交通安全保険協会の見解として1998年モデルより各社エアバッグの開封時の爆発力を前より弱めるなど改善がなされているのでシートの位置などに気を付けさえすれば殆どの人にとってはスイッチを付ける必要は無いとしています。詳しいことは下記交通安全保険協会(Insurance Institute for Highway Safety)のホームページ(http://www.hwysafety.org/)をご覧ください。 ハイブリット カーってご存知ですか? Hybridとは雑種、あいのこ、混成のと言う意味。それではハイブリッドカーとはいったい何?これは普通のガソリン式エンジンと電気式自動車のあいのこ。ガソリン式エンジンは排気ガスが出て特に低速時には二酸化炭素が多く環境汚染問題となっているのは皆さんご承知です。これに対して各メーカーが問題解決に取り組んでおりすでにGMやホンダが排気ガスの出ない電気自動車を販売しています。どころが電気自動車は排気ガスが無い変わりに1回のチャージで100から200マイルくらいしか走れないという欠点があります。そこでトヨタはこの両方の利点を生かし低速時では電気で走り高速になると自動的にガソリンエンジンに切り替えるエンジンを開発しました。さらにガソリン走行中にバッテリーをリチャージするという便利なエンジンです。1993年からスタートしたこの開発は昨年暮れプリウスという名前の4ドア小型車として発表され今年より日本で発売が始まりました。メーカーのテストではガソリンの燃費が1ガロンあたり66マイル。そして二酸化炭素が半分まで減ったとの事です。値段は約$18、000でメーカーにとっては1台あたり約$1000ドルの赤字とか。それでも将来性と社会的使命を考えて販売に踏み切ったそうですが現在月間生産量の1000台は数ケ月先まで売り切れ状態で最近生産を月2000台に増やすとの発表がありました。アメリカでも行く行く販売する予定らしいがまだ具体的な時期は発表されていません。他のメーカーもそれぞれハイブリッド自動車の開発をしており数年以内には一般的になるかもしれません… 新型車の話題。今回はレクサスRX300。昨年暮れに発売されたベンツのML320と対抗する車でここ数年人気のある小型RV(米国ではSUV― Sports Utility Vehicleと言う)の4輪駆動車市場に参入したレクサスの新型車です。トヨタは開発にあたりSUVは概して大き目の男性的な車が多くもっと女性にもアピールする車が必要ではないか。さらにSUVを買っても7―8割の人は都会を出ることは殆どなく単にはやりとして乗っている傾向があるのでそれならばもっと乗り心地が良く市街地で使いやすくして本格オフロード嗜好の車とは差別化したものをとの基本姿勢で作られとの事。他社のオフロード車は基本設計がトラック改造型であるのに対してRX300はカムリ、ES300という乗用車がベース。したがって乗り心地およびハンドリングが断然良いとの事。もちろん評判のレクサスの高性能を装備した車で人気車となることは間違いなし。販売価格は$36、000から$39、000くらいで現在1―2ケ月の待ちがあるがこの先もっと長くなる可能性があります。 |
ベビーブーマーはアメ車嫌い!? ビジネスウイーク誌(December 1, 1997)によると米国ビッグ3メーカーを好むのは平均57歳の高年層。50歳以下のベビーブーマーは外車特に日本車に好感を持っているそうだ。54歳以上ではアメ車支持率が60%近いものが33-53歳では44%にさらに18-32歳では41.1%にまで減少する。それなのに過去2年間ビッグ3が記録的な利益を上げた理由はトラック部門の好景気によるもの。特にクライスラー社の販売比率は乗用車1に対してトラック(ジープとミニバンを含む)が2。今月発表された97年度全米自動車売り上げ記録によるとトヨタとホンダが売り上げ記録を伸ばし乗用車部門で両社ともクライスラーを上回って3、4位になりました。しかしここに来て大型SUVの売り上げが一段落しさらにベンツやレクサスが4万ドル以下のモデルを売り出しているのでジープチェロキー、フォードエクスプローラー、シボレーサバーバンなどの売り上げに何らかの影響が出ることが予想されます。SUVは必要に迫られて買っているのではなく“Fashion Statement”と言われ“はやり”感があります。またミニバンなどは“Life-Stage Car”と言われ子どもが小さい時あちこちに連れて行くのに必要とされ子どもが大きくなるにつれその必要が無くなります。すなわち現在のベビーブーマー達の子どもが小学生であるうちは良いがその時期がすぎるとミニバンマーケットは減少するのではないかと指摘されています。J.D. Power社の調査でも現在アメ車のバンやSUVに乗っている人のうち将来乗用車に乗り換えるときに同じメーカーにするかとの質問でそうだと答えたのはわずか19%であったとの事。ビジネスウイーク誌はビッグ3が現在のトラック売り上げの好調に浮かれていると近い将来取り返しのつかないことになるのではと警鐘をうながしています。
売り上げ台数トップ10。1997年度合計
ロールスロイスがBMWに!?英国の老舗ロールスロイス社が売りに出ています。現在もっとも有力な買い手は独国のBMW社。ロ社はBMWよりエンジン供給をすでに受けており今月発表された18年ぶりの新型車“シルバーセラフ”にもBMWのV12エンジンが使われています。このニュースレターが届く頃には正式に発表されているかもしれません。 サンフランシスコ市はブラウン市長の号令で市内で車線を妨害するダブル駐車違反を徹底的に取り締まると発表されました。すぐに終わるのでちょっとお店に買い物になどと止めないようにしましょう。それでは皆様安全運転を。
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