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| Automotive news and comments | ||
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| 第11号 1998年10月 | 発行者 遠藤忠樹 | |
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日本と正反対に当地はバブル景気真っ只中で人手不足や事務所スペースないという話題が多いようですが皆様いかがでしょうか?
新型ビートル試乗記:アメリカにもレトロ調復活!3月に発売になったVWのニュービートル(写真)の生産が需要に追いつかずついこの間まで1ケ月以上のウエーテイングの状態が続いていた。ジェッタと同じ水冷2リッターエンジンを搭載の“かぶと虫”。マンガチックなスタイルと笑い顔に見えるフロンマスクが見る人々にスマイルを与えてくれる。オリジナルのビートルに比べてサイズが一回り大きくなり走行中の安定感は比べ物にならないくらい良くなった。ある日黄色のカブト虫に乗ってさっそうとハイウエイ101をサンホセに向かって走っていたら急に前に車がいなくなった。トワイライトゾーンにでも入ってしまったのだろうかと思い背中がぞくぞくしながら回りを見て驚いた。なんとまわりの車が皆珍しがって追い越さずに横や後ろから眺めているのが原因だった。皆笑いながら同乗者と何か話している。と、ついに出た!人差し指と中指を立てて昔懐かしいピースサインだ。これには思わず同じサインで返礼をしてしまった。駐車をして買い物をしたり用事を済ませて戻ってくると必ず車の回りに人が集っているのも日常茶飯事。ベビーブーマーの中年は(著者もその一人)決まって私の最初の車がかぶと虫だったよと言って懐かしそうに話し掛けてくる。しかしアメリカに来て23年になるが乗っている車でこんなに人の注意を集めたのは初めてだ。聞くところによるとVW社もこれほどの人気になる事は予測をしていなかったらしい。来年はコンバーチブルを出すし、あのビートルバスの再起の可能性もうわさにでている。この需要に対応する為にかぶと虫を生産しているメキシコの工場からジェッタの生産をドイツに移しこの工場をかぶと虫の専用工場にするを急遽検討中とか。 99年モデルの話題。クライスラーのミニバンに強力な対抗車が出現!1999年モデルのホンダオデッセイが発表になった。現行のオデッセイよりも6.7インチ(17センチ)長い118.1インチ(299.97センチ)のホイールベース。全長も13.6インチ(34.5センチ)長くなって201.2インチ(511.05センチ)に。これは名前こそ同じだが現行オデッセイとはまるっきり違う車。エンジンはアキュラCLに使われている3.5リッターSOHC、V6で200馬力。この全長はミニバン最高人気のクライスラーグランドキャラバンよりも1.6インチ(約4センチ)長いのだ。今までアメ車のミニバンは信頼性がイマイチと言われながらもクライスラーが売れていた最大の理由は車のサイズとエンジンのサイズ。エンジンもスーパーチャージャーが付いていようがなかろうが“V6”でなければ人気が出ないのだ。アメリカでミニバンが人気があるのは1台で多目的に使えるからだ。例えば4フィートx8フィートのプライウッドが運べる事。日本にいるカーデザイナーにとっては考えられない事かもしれないが、日曜大工の盛んなアメリカでは大きな物を運べる能力が重要。新オデッセイは後ろのシートをはずさなくてもプライウッドが楽々入る。最後列のシートは旧型オデッセイと同じく床下に折りたたむ事が出来他のバンのように荷物室を広げるのに重いシートをわざわざはずさなくても良い。しかも2列目のキャプテンシートはサイドを内側に押すと2つのキャプテンシートが魔法のようにくっついてベンチシートに早変わりするというおまけ付き。ホンダはLXモデルで$24―25000クラスになると言っているがそれはまさにクライスラーのミニバンと同じレベル。ホンダはアコードで乗用車のトップに立ったと同じ事をオデッセイでミニバン市場で狙うと言っている。これは正直なところ可能かどうかではなく時間の問題だけのような気がする。 他社の話題日産は小型スポーテイカーの240SXと200SXを販売伸び悩みで中止の予定。さらに中型車のアルテイマを止めてマキシマで4気筒と6気筒エンジンにて統一する事も検討中。2000年モデルからスカイラインGTをインフィニテイの新型としていよいよ米国に上陸させる予定。トヨタはスポーツカーのスープラが販売台数と販売コストが見合わない事を理由に98年モデルで最後とする。数年前に日産が300ZX(日本名フェアレデイー)を値段が上がりすぎ販売台数が下がった事を理由に撤退した際トヨタはスープラの販売台数が少なくてもこういうスペシャリテイーカーをラインに持つ事が大事だと言っていたがやはり難しくなったらしい。これで日本車のスポーツカーはアキュラ・ホンダ、マツダ、三菱のみになったが今後どうなる事やら。トヨタは今月から新型2ドアクーペのカムリソララを発売開始。97年シカゴオートショーではコンバーチブルとして発表されたがハードトップで発売。エンジンは4ドアカムリと同じ4気筒2。2リッターと3リッターV6エンジンの2種類。サイズはホイールベースはソララの方が若干短いが全長では4ドアよりも3。8センチ長くなっており2ドアの割に室内が広く後部座席もレッグルームが十分あり実際に使える。アコードクーペに強い対抗車が登場といった感じだ。 消費者の満足度調査で知られるJ.D.パワーアソシエツの98年度カーメーカー採点が発表された。新車を購入した消費者に追跡調査を行い購入したときのデーラーのでの接客態度から車の満足度さらに修理部門でのアフターサービスまでを採点したもの。1位レキサス、2位インフィニテイ、3位サターン、4位ジャガー、5位マーキュリー、6位ホンダ、7位ボルボ、8位アキュラ、9位ベンツ、10位BMW、11位トヨタ、12位フォード、13位リンカン、14位アウデイ、15位ランドローバー、平均以下はVW、日産、GMC、ビューイック、ポルシェ、キャデラック、シェボレー、スバル、サーブ、マツダ、ジープ、クライスラー、オールズ、ジオ、ドッジ、プリモス、ポンテアック、三菱、イーグル、スズキ、イスズ、現代、キアの順。8月までの全米自動車販売台数トップ3は乗用車:1位ホンダアコード 382,840台、2位トヨタカムリ365,768台、3位フォードトーラス 350,934台 ミニバン:1位ドッジキャラバン209,755台、2位フォードウインドスター142,377台、3位プリモスボイジャー113,207台。 トラック:1位フォードF 553,878台、2位 シボレーC/K 374,179台、3位 ドッジラム 264,172台。 SUV:1位フォードエクスプローラー 269,254台、2位ジープグランドチェロキー 154,972台、3位 シボレーブレーザー 141,326台。 VWがロールスロイスを買収したがロールスロイスの名前が使えなくなる?前回VW社がロールス社を買収したニュースを伝えたが今度は名前の使用権について問題が起きている。1970年代にロールスロイス社は2つの会社に分離された。ロールスロイス自動車会社とジェットエンジンを作るロールスロイスPLC社だ。この時の契約でロールスPLC社はロールス自動車会社が将来外国企業に売却された場合はデイールおよび名前使用に関する拒否権を有するとしている。すなわち2つの企業が同じトレードマークと名前を使用しているのだから片方が望ましからぬ相手に買収されて他方のネームバリューが下がるのを防ぐ目的でこの条件が作られたらしい。実は買収交渉が最終段階まで進んでいながらVWに負けたBMW社が実はロールスPLCとジェットエンジンで共同事業をしていたり、現在ロールス社にV12エンジンを供給しておりVW社が勝づとその契約も解消されそうだしとい言う事で水面下で綱引きが行われていた。結局協議の結果VW社はロールス自動車会社を買収しロールスの名前を2001年まで使用する事が認められそれ以降はベントレーの名前で販売する事で合意された。さらに2001年以降にBMW社はロールスロイスの名前で新たに英国に新工場を作るという。と言う事はこの買収合戦いったいどっちが得したのだろうか???? 最近聞いた話ある駐在員がトヨタの小型車をリースした際セールスマン氏にもしリースが終わる前に帰国命令が出たらどうしたら良いかと相談をしたところ…“簡単ですよ。車をデーラーに持ってきて請求書はほっておけばよいです”と答えたそうだ。外国に出るのだから心配するなと言う事らしい。とんでもない話でそんな事をしたらリース会社の記録上は契約不履行および未払いとなりアメリカ中のクレジット調査機関に報告されてしまう。そうなればバッドクレジットとして記録が残り最低7から10年間記録が保持されるために将来米国に帰ってきた時にはクレジットカードさえ作れなくなる可能性がある。とんでもないアドバイスをする人がいたものだ。理屈の通らない話には気を付けたい。皆様安全運転を。 |
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