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SFふりーとニュース

第12号 1999年8月 発行者 遠藤忠樹

自動車業界で世界レベルで再編成が進行

独VW社が英ロールスロイス社を買収、米国クライスラー社とM。ベンツ社が合併、ルノーの日産への資本参加、さらに米フォード社がスエーデンのボルボ乗用車部門を買収した。今度は近いうちにBMWもどこかに買収されそうだという推測もある。現在候補で有力なのがVW社だ。これができればロールスロイスの買収でロールスの名前をBMWにとられた失敗を帳消しに出来るかもしれない。さらにヨーロッパではフランスが国策でプジョーとルノーを一緒にする事を計画中とかといううわさもある。

米98年度販売トップ10

    1位フォード Fシリーズ トラック836,629台(17年連続総合1位)
    2位 シボレー CKトラック 555,989台
    3位フォードエクスプローラ 431,488台
    4位 ドヨタ カムリ 429,575台(2年連続乗用車1位)
    5位 ドッジ ラム トラック 410,130台
    6位 ホンダ アコード 401,071台
    7位 フォード トーラス 371,074台
    8位 ホンダ シビック 334,562台
    9位 フォード レンジャー 328,136台
    10位 ドッジ キャラバン 293,819台.

最近聞いた若い人の会話から

“50ccのバイクって、ガソリン満タン入れても50ccしか入らないと思ってたヨ”だそうだ。それならナナハンは750cc入るのか?

ロスアンジェルスとデトロイトのオートショーの話題

今年はレトロ大はやり。昨年ニュービートルの成功以来各メーカーがかつて人気のあった車のデザインを使い最新のテクノロジーを載せてリバイバルで人気回復をねらっている。フォードは50年代のサンダーバードを復活。取り外しの出来るハードトップ付き2シーターだ。キャデラックは20年代を思わせるフロントグリルの付いた2シーターのイーボック。日産は240Z フェアレデイーを復活させる。70年代のZに似たスタイルだ。クライスラーはPTクルーザーという一昔前のイギリスのタクシーのような背の高いハイパフォーマンスセダンを発表。黒塗りならばさしずめZZトップのアルバムカバーにでも載るようなスタイルだ。クライスラー・ダイムラーはその他にステイーブマックイーンが乗って有名になったドッジチャージャーを復活させる。幅の広いジーパンをはいてプラットフォームシューズを履く最近の若い層にはきっとこんなレトロのスタイルが新鮮に見えるのかもしれない。(それにしてもあの真っ只中にいた我々にしてみると新鮮どころか20年前に帰ってしまうみたいでなんとも複雑な気持ちだ。)

米国マーケットにステーションワゴンが復活のきざし

一昔前は1家庭に乗用車と大きなステーションワゴンというのが米国の定番だったが1985年にクライスラーがミニバンを開発して以来ステーションワゴンが衰退の一途をたどりここ数年は殆ど見られなくなっていた。そして最近ではベビーブーマーの間でSUVがミニバンに取って代わっての人気が高まってきた。しかしSUVに一度乗った人なら分かるがあれはあくまでもトラック。はやりであるという事の他に多目的の使い良さは認めてもなにせトラックに乗っているようなもので乗り心地は決してよくないという不満も出始めている。そんな人達をターゲットにしたのが高級、ハイパフォーマンスのステーションワゴンだ。ボルボはここ数年各社がSUVの開発に躍起になっている間ガンとして乗用車にこだわりAWDのスポーツワゴンを発表した。これが結構人気になっているのだ。それに刺激されてBMWが6気筒とV8のエンジン仕様5シリーズワゴンを99年モデルとして発表。さらに99年後半には3シリーズのワゴンも発表するという。アウデイもA4,A6にAWDのワゴンをラインアップ。サーブもワゴンを発売した。この他にジャガーがワゴンのコンセプトカーを既に雑誌などで紹介している。今度は3万ドルから5万ドルクラスのステーションワゴンが米国ではやりになるかもしれない。

98年度のメーカー別全米車両販売台数の乗用車とトラックの比率内訳が発表

    順位 メーカー 乗用車 トラック

    1.フォード 33。5% 66。5%

    2.シボレー 36。4 63。6

    3.ドッジ 25。7 74。3

    4.トヨタ 62。5 37。5

    5.ホンダ 85。2 14。8

    6.日産 65。7 34。3

    平均 43。2 56。8

トラックにはミニバンも含まれる。見ても分かるように米国車は販売台数の3分の2がトラック販売で占められている。ここ数年各社が利益を上げているのもこのトラック販売のお陰だと言う。それにしてもどうりで乗用車は日本車が目立つはずだ!!

99年モデル価格の前年度比

日本メーカーは平均0.2%約41ドルの実質値下げをしたのに対して3大米国メーカーは1.5%平均実質338ドルの値上げ。考え方の違いのようだ。3大米国メーカーはリベートで値上げ分をカバーしていて消費者にとっては実際の影響は出ていないとしている。一方日系メーカーは値上げを押さえて(実質値下げ)さらにリベートがあるものは消費者にとってそのまま値下げの上乗せになっている。フォードとクライスラーは近年秋の新車発表時の値上げを$20−40に押さえ数ケ月後に$300−$400値上げを実施している。GMは秋の発表時に一気に約$400値上げし数ケ月後にさらに$200前後値上げを実行している。一方ドル・円の変動が落ち着いている事と、米国生産比率が高まった事で為替の影響による値上げの必要が薄れた事もあり日系メーカーは値段が安定してる様子だ。しかし景気が良くてトラックや高級SUVの売れ行きが良いと値上げをしたくなるのだろうか?ほうっておくと米国メーカーの乗用車販売比率はどんどん小さくなっていくように思う。良い車をしかも競争の原理で値段を安く販売しいる日本車が市場に新しい客をつかむのは目に見えているのだが……

とんでもないリース契約に気をつけよう

シリコンバレーの日系企業で働く駐在員から帰国にともない車を処分したいのでと相談の電話をもらった。一台は問題が無かったがもう一台リースで契約が約10ケ月残っているが先払いしてあるので払い戻しはあるのだろうかとの質問。詳しく聞くと契約時にデーラーの営業マン氏よりクレジットヒストリーがないから通常は出来ないがリース契約額を2年分全額前払いをすればOKだとの説明を受けたという。正直な所当社でもリース全額前払いというのは聞いた事が無いのでこのメーカーのファイナンス会社に問い合わせた所彼らも聞いた事が無いという。あまりに例外なのでコンピュータ−に払い戻しなるプログラムが付いておらず不可能との返事だった。取り合えず契約書のコピーを見せてもらってさらに驚いたのがとんでもなく高いリース料の計算になっている事。メーカー小売り希望価格に$4000上乗せした後でリース料を計算していた。通常ならばメーカー希望価格から交渉で値引きをするのが普通なのに上乗せをしているのである。クレジットヒストリーが無くてもベンツ、ポルシェなどの一部のメーカーを除いては日本からの駐在員は受けてくれるのが普通だ。営業マンの言う事も気をつけて聞く事が大事だ。

最近聞いた若い人の話、パート2

長い間「サイモンとガーファンクル」というデュオのことを、「サイモント・ガーファンクル」という一人の人の事だと信じていました。さらにこの話を妻にしたところ、妻は「似たようなことを私も信じていた」というのです。それは、「アリストテレスって『アリスとテレス』っていう二人組かと思ってた」というものでした。幸せなご夫婦だ!

SFフリートがロスに新事務所オープン

創立10周年を迎える今年待望のロスアンジェルス支店を開設しました。シスコよりも大きな日系コミュニテイーのあるロスにて是非皆様のお役に立たいと願っております。車に関することならぜひ一度ご相談下さい。新車、中古車の販売、リースはもとより、帰国時の買い取りも出来ます。またロス事務所は修理工場が隣接しておりますので定期点検から各種故障の修理まで取り扱っております。SF事務所で営業を担当しておりました武田がロス担当となりましたので引き続きご支援いただきますようお願い申し上げます。住所は (地図)

1610 W. Artesia Blvd. #A-18, Gardena, CA 90248,

Tel: (310) 527-2071

Fax:(310) 527-7815 皆様安全運転を。

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